ウォーターサーバーに使われるはお水は、「RO水」と「天然水」に分かれます。
どちらの方が良いかは、生活環境によって変わりますが、正直なところ大きな違いはありません。
「RO水」と「天然水」で、何が違って、何が違わないのを簡単に説明すると、
どちらも軟水であり、カルキなどの水道水に含まれる消毒成分が入っていない点で同じです。
違いは、ミネラル分の含有量です。
RO水は、不純物もミネラルも、水に含まれている成分をほぼ全て濾過した「純水」と呼ばれるものです。
ウォーターサーバーで使われる天然水は、日本の名水と呼ばれる源泉から採取したお水を、安全に飲水できるように処理・ボトリングしたものです。
RO水のような「純水」ではありませんが、不純物・カルキなどは含まれておらず、4大ミネラルやバナジウムなどが少量含まれています。
水の味を決定つけるのが、このようなミネラル成分とされていますが、それよりも重要な事は、「水を不味くさせる成分が入っていないか?」の方です。
天然水には、ミネラル成分が含まれているといっても、海外のように極端に水質を変えるほどの成分は入っておらず、実際に、「軟水」の範囲内です。
水道水も、RO水も、天然水も、全て「軟水」となっています。
水道水にだけ「不純物と消毒成分」が入っています。もし、水道水のカルキをしっかりと抜く事ができれば、実は、ウォーターサーバーのお水を美味しいと感じるように、水道水も美味しいと感じるようになります。
このカルキ成分などの水を不味くさせるような成分を除去できていれば、水は美味しく感じます。
何かしらの成分が、美味しくしているのではなく、
消毒成分・不純物が、水を不味くし、癖のある匂いを出しているのです。
マグネシウム量や、バナジウム量を比較して、天然水をオススメしているWEBサイトがありますが、ぶっちゃけるとあまり意味はないです。
味覚的に、極端な変化が生まれるほど含まれていないし、他の食べ物にもしっかりと含まれている成分なので、水で意識的にとるようなものではありません。
水において最も重要な事は、美味しさよりも「安全性」です。
RO水も天然水も、不純物・消毒成分が含まれていないので、水道水より美味しく感じるはずです。
しかし、消毒成分は含まれていないので、「絶対的に安全」とは言えず、しっかりと管理して、「消費期限内」に使いきる事です。
あと、もう一点は、ウォーターサーバーの衛生管理をしっかりと行うこと。これにつきます。
ウォーターサーバーを選ぶ時は、水質よりも、安全性が重要です。
ウォーターサーバーは初心者は安全性に寄与する「セルフメンテナンス」の方法をしっかりと理解できていない事が多いので、当サイトとしては、メンテナンス料が有料だとしても、1年に1回はメーカーメンテナンスを行なっているウォーターサーバーをランキング上位でオススメしています。